我が家のリビングは築20年以上のマンションの8畳間。フローリングは日焼けで変色し、傷も目立つようになり、長年の悩みでした。「そろそろ張替え時かな…」と思い始めたものの、費用がいくらかかるのか、どこに頼めばいいのか、不安でなかなか踏み出せずにいました。今回は、そんな私が実際に8畳リビングのフローリング張替えを体験した際の話と、その費用、そして最終的な満足度についてお話ししたいと思います。まず、どこに頼むかという問題です。インターネットで検索すると、たくさんのリフォーム会社や工事業者が見つかりましたが、どこが良いのか分かりません。そこで、まずは地域の工務店を中心に3社に見積もりを依頼しました。この際、リビングの広さ(8畳)と、求めているフローリング材の種類(複合フローリングで、少し明るめの色合い)を伝えました。3社の見積もりは、最も安いところで25万円、最も高いところで38万円と、かなりの開きがありました。安い業者は、材料費と工事費がかなり抑えられていましたが、廃材処分費や諸経費が曖昧な「一式」表記になっており、少し不安を感じました。一方、最も高い業者は、見積もりの内訳が非常に詳細で、材料費、工事費、既存フローリング撤去処分費、運搬費、養生費などが明確に記載されており、説明も丁寧でした。結局、私は中間の価格を提示し、かつ担当者の対応が最も誠実だと感じたB社に依頼することにしました。総額は32万円で、内訳は、フローリング材本体費が10万円(複合フローリング)、工事費が18万円(既存撤去・下地調整・新規張替え)、廃材処分費が4万円という内容でした。決して安い金額ではありませんでしたが、納得できる内訳でした。工事は3日間かかりました。初日は既存のフローリングの撤去と下地調整。かなりの埃と音が出ましたが、事前に養生をしっかりしてくれていたので、他の部屋への影響は最小限でした。2日目と3日目で新しいフローリングを張る作業。職人さんの手際の良い作業に感心しました。そして、工事が完了し、新しいフローリングを見た時の感動は忘れられません。明るく清潔感のあるフローリングに変わり、リビング全体が以前よりずっと広く、明るく感じられるようになりました。足触りもサラサラとして気持ちよく、子供たちも新しい床で嬉しそうに走り回っています。